「InstagramがTikTokクローンを開始」など:注目経済ニュース図解

おはようございます!
量子コンピュータの実現が現実味をおび、光の粒子を使って情報をやりとりする「量子暗号」の実用化に向けた動きが広まっているそうです。なんか、すごい話ですね。
量子コンピュータが実現してしまうと、既存の暗号技術のほとんどは意味がなくなってしまうと言われています。スパコンの15億倍の速さで計算するのが量子コンピュータですから、既存のコンピュータ向けに作られた暗号技術では間に合わないというわけです。
それでは、注目ニュースを5本図解していきましょう!
Instagramが、中国TikTokに対抗する機能「Reel」を開始します。
Reelでは、15秒の動画を音楽と組み合わせてストーリーに投稿することができ、バズれば「Explore」タブの上部に表示される仕組み。
意外なのは、Reelを提供するのがブラジルに限られるということ。新サービスにはTikTokの人気機能が軒並み取り入れられ、世界で15億人、アメリカでも1.22億人のMAUを有するTikTokに対抗します。
InstagramのディレクターRobby Stein氏は今回の件について「このフォーマットを広めたのはTikTokなのは確かだ」と認めています。同じようなことを、かつてInstagram創業者のケヴィン・シストロム氏もSnapchatをコピーした際に述べていました。
中国のスタートアップはアメリカ企業をパクることで軽く見られてきましたが、もはや模倣の流れは逆方向に向き始めたのかもしれません。
ブラジルには、Instagram利用者が非常に多く、音楽カルチャーも強い。まずは、TikTokがまだ強くない地域を中心に攻め始める様子です。同様の戦略は、Snapchatを模倣するときにも非常に強く働き、特に日本ではSnapchatの普及を阻止する結果に。
参考:Instagram Stories launches TikTok clone Reels in Brazil